オフィシャル3段カラムテーマの紹介

探せばいろいろあるWordPressのテーマ。とりあえずはオフィシャルを探って良さそうなものを紹介します。画像のアップロード使用感試しがてらですけど。

Clean [Bluehaze] 0.6
最初に使っているテーマ、3.5段カラムとメインのリシッドがオシャレ。是非リシッドレイアウトの参考にしたいテーマ。

Cutline 3-Column Right 1.1
ダウンロード数ランキングで常にトップになっているメインが真ん中のテーマと同系ですが、これは左がメインになっているバージョン。

Darkwater 1.1
黒で考えているならコレ。カレンダー付きでシンプルで良い感じです。背景固定ですからハイライトがきつい背景はできない。

Modernpaper 1.0
そして白でまっとうに攻めるならコレ。 本文カラムの比率の具合がたまりません。

NetWorker 1.0
続いて同じようなのもう一つ。やっぱりこれからはメインが左でしょうか。

PSimple 1.0
カスタム次第です。東銀座駅な色合い。

Rockin Chrome 1
中央カラム。エントリーを浮き立たせているテーマ。お気に入りの写真をトップと両端に。

SeaShore 1.0
フォントと写真でこんなに印象違いに。洗練されてます。

WP-Andreas00 1.2
左に単ページを積み重ねられるので、横並べと違い数を気にする必要がない。やや全体の幅が狭し。

新バッグサイト制作

新たにサイトをつくることになりました。ファッションバッグのサイトなのですが、まだWordPressを始めたばかりなので結局MTで構築開始です。WordPressを少しずつ使っていくうちにサーバーサイドのPHPがこんなにもレスポンスがいいのかと感じます。まず、MTと比べて検索がものすごく早いです。これは後々非常に重要なことです。

MTで構築するバッグのサイト。ファッション系のサイトは売り売りショップサイトを除きどうにもイメージ先行です。デザイン的にはドミナントというよりセントラリティーな世界観で攻めるサイトがまだまだ一般です。Flashを使ったオールFlashサイトがまだまだ世界的ブランドでも一般的ですね。かくいう私も文化服装学院という立派なファッション学校の卒業生なのですが、普通に考えたらサイトをつくるにあたって、ただの自己満足ではどうしようもないですし、商品が売れてくれないとサイト立ち上げる意味はないですよね。オリジナルとなればサーバやドメイン代もかかるわけですから。

なのでファッションのサイトと言えど、メインをイメージ重視で裏では、キーワードのロングテールやブログによる寄せ込み、ファンの獲得ができてバッグの作り方なんかも紹介できる実用的なサイトにしてみようかと思ってます。できたら紹介してみようと思います。

テーマ選び

WordPress特有の一瞬でデザインを変えるテーマ。通常テンプレートやスキンともいわれるエントリー内容その他リレーションは同じでも、デザインを変えることができるわけです。CSSで変更できるところは別ですが、マークアップも変えるとなるとMovableTypeは全て再構築しないとデザインを変えることができません。しかしWordPressだとマークアップまで一瞬で切り替わるのです。

clean-bluehaze-06というテーマをとりあえず使ってます。最近の投稿、アーカイブ、カテゴリー、リンクなど、コメントなど日本語で表示できています。エントリータイトルが全てh1なので1ページにh1が10個あります。早いところテーマのカスタムをしないといけないです。SEO的にはやはり一つかあっても二つでないといけないですね。新聞の見出しに例えてh1が10個となると相当見づらいはずです。

このテーマのカッコイイところは4段カラムとメインのリシッドです。コメントとエントリー日付とエディットボタンが左側に付きおもしろいレイアウトです。WordPressテーマ特有のビッグフッターな感じも出てます。もちろんテーマのカスタマイズをしないとピッタリなデザインにはならないので気に入ったレイアウトをベースにこねていければです。MovableTypeにはできなくなくてWordPressにはできるテーマの特徴のひとつマークアップまで一瞬で切り替わるテンプレート・テーマ。

オプション カテゴリーベース

標準でパーマリンク設定のオプションカテゴリーベースを何も設定してないと通常/category/カテゴリースラッグでカテゴリーのURLになります。何で絶対/categoryがディレクトリ名で付くのかと思いましたが、WordPressには単ページ作成機能があるのでそことコンフリクトを起こさないようにするためですね。ついついページとカテゴリーで同じスラッグを付けてしまいそうですから。プラグインでこの第一階層スラッグを取り除くプラグインがありましたが、試したところ何かバグりますので使わない方が賢明です。

何度か書いてますがパーマリンク設定はカスタム構造で
/archives/%year%%monthnum%%day%%hour%%minute%%second%
にしています。しかしこれだと/archives/category/カテゴリースラッグになっていました。これはカスタム構造をいじってあるため/archivesが追加されたものと思われます。オプションのカテゴリーベース/categoryと設定してあげると/archivesは消えて通常通りになります。カスタム構造で設定した場合はカテゴリーのURLをチェックしてみてください。

www.付きドメインとサブドメインの.htaccessリダイレクト

www.付きとなしでどちらにするか悩みませんか。Yahoo!に登録するとwww.付きとなし両方でアクセス出来る場合は仮にwww.なしで今まで最適化していてもwww.付きのドメインで登録されたりしてたし、主要サイトがwww.付きが多いので付いてる方が標準化しているような気がします。そんな時やっておきたいのがどちらかに統一するリダイレクト設定。エックスサーバーを使ってますが、他のサーバーは仕様次第です。.htaccessのリダイレクト設定例です。テキストエディタに記入して.htaccessというファイル名で保存してサーバーにアップロードします。.htacces自体が使えないレンタルサーバーもあるので確認してください。

www.付きで統一

RewriteEngine on
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^(matometa\.net)(:80)?
RewriteRule ^(.*) http://www.matometa.net/$1 [R=301,L]

www.なしで統一

RewriteEngine on
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^(www.matometa\.net)(:80)?
RewriteRule ^(.*) http://matometa.net/$1 [R=301,L]

さらに、
サブドメインで運用する場合のリダイレクトも設定しておきたいです。エックスサーバーやロリポップなどはサブドメインを自由につくれますが、http://wordpress.matometa.net/でもhttp://www.matometa.net/wordpress/でも同一ページが表示できてしまします。SEO的に同一コンテンツの別URLは非常に良くないのでディレクトリの方をサブドメインの方にリダイレクトさせます。

Redirect permanent /wordpress http://wordpress.matometa.net/

こうすると気になるのがhttp://www.matometa.net/wordpress/about/など第二階層以下の/aboutなんかはどうなるかですが、だいじょうぶです。ちゃんとサブドメイン/aboutにリダイレクトしてくれます。matometa.netメインはまだコンテンツを作ってませんが、www.付きドメインとサブドメインも運用する場合の.htaccessリダイレクト設定をまとめると

RewriteEngine on
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^(matometa\.net)(:80)?
RewriteRule ^(.*) http://www.matometa.net/$1 [R=301,L]
Redirect permanent /wordpress http://wordpress.matometa.net/

これでドメインの謎というかイライラがなくなりました。

shift+改行で<br />タグ機能

Dreamweaverのビジュアルエディタでよく使うshift+改行でbrタグ。なんとWordPressでもサポートされておりビックリ気づいたのでエントリーです。MTは一段改行がbrタグ、一行空けがpタグになります。改行を変換するに設定していた場合です。

一行だけ改行することもあまりないですが、これはうれしい機能です。WordPress2.3から高機能WYSIWYG「キッチン・シンク・ボタン」がデフォルトで付いていて色の変更やカスタムキャラクターでギリシャ語ラテン語やいろんな記号€ä↔¿Œω™が簡単に入力できます。

h2タグなんかもプルダウンメニューで選ぶだけです。

また、複雑にいろいろ試した行為もアンドゥー・リドゥーボタンで自在に行き来できます。hタグなんか必要があれば手打ちするからだいじょうぶなんて思っていてもやっぱりあれば便利ですね。アンドゥー・リドゥーやshift+改行で<br />できるなんてほんともうアプリケーションです。

パーマリンク構造のMT帳尻併せ

MovableTypeなら実際にファイルがあるので理解できますが、WordPressはパーマリンク設定で一瞬にURLが全部変更になる訳です。MT→WP、WP→MTの引っ越しが仮にある場合のことを考えて2つのパーマリンクのつじつまを念のため併せておくと何かと安心です。

私はMTでは通常エントリーアーカイブを下記にします。カテゴリが変わってもURLが変わらないので気に入ってます。

/archives/%Y%m%d%h%n%s.php

WordPressでは%Y(2桁の西暦)が使えないので、帳尻併せで%yにするとします。MTだと通常拡張子を.htmlや.phpでつけなくてはいけません。しかしWPは「/archives/20080213175022」で拡張子がありません。WPをMTにあわせるとなると下記のように.phpを最後に付けてみます。問題なく表示されますが、〜5022と拡張子なしは 404 – Not Foundになりました。

/archives/%year%%monthnum%%day%%hour%%minute%%second%.php

MTを/index.php(%i)にしてWPに併せるとします。この場合検索エンジンは〜5022と〜5022/(スラッシュ付き)をどのように捉えてるのかが気になるところです。Google,Yahooの検索結果URLは/index.phpのページもスラッシュなしで表示されています。SEOもSMOが主体になってくるなど確かに重要なSEOも意識しすぎるよりもコンテンツを充実させてロングテールをねらっていった方が有利でもあり、MTからWPの引っ越しもいらぬ心配であったかもしれません。

まとめるとMT併せだと
WP
/archives/%year%%monthnum%%day%%hour%%minute%%second%.php
MT
/archives/%y%m%d%h%n%s.php

WP併せだと
WP
/archives/%year%%monthnum%%day%%hour%%minute%%second%
MT
/archives/%y%m%d%h%n%s/%i

CMS コンテンツマネージメントシステム

現在様々なオープンソース、GPLのCMSがありますが、WordPressを含めどのような進化を遂げていくでしょうか。結局のところバザール方式というかデペロッパー数、ユーザー数のシェアが重要になってきます。優れたシステムもユーザーとの接触機会が乏しければ退化していってしまいます。

MovableType4 OSもオープンソース化して商用利用可能にしないとWordPressには対抗できなくなるための処置でしょう。ユーザーがいなくなってしまえばバックエンドビジネスもどうにもならなくなってしまいます。CMSのシェア争い・・・CMSソフトウェアも一つ覚えてしまえば、特に他と機能的な大差はないので別のソフトを覚えることが困難になってきます。省力化にも役立つのが目的のCMSも、新規に覚えるのは結構時間がかかります。ソフトウェアを覚えるにあたって大きな影響力をもつのはやはり参考書籍です。それなりのソフトをWebだけの情報ですぐにつくってしまえる訳でもありません。

書店でCMS関連の書籍を眺めるのですが、それでも記憶にあるのは

などです。様々ある中で最初に使ったのがMovableTypeです。日本語関連書籍が豊富だったということが気づけば一番の要因です。なのでWebや書籍で多くパブリッシュしたソフトが使われる訳です。そこには性能の優劣以前に教えるという行為の量が関係してくる訳です。このサイトもWordPressを使ってみて気づいたことをちょこちょこアップしてき、こうしてパブリックの量でそのCMSの進化が問われる訳です。

ホームページ作成ソフト・サイト作成ソフトの行方

ホームページというのがこれからどんどん死語へと向かっているのは間違いないが、俗に言うホームページ作成ソフトDreamWeaverやホームページビルダーといったソフトは、CMSの陰に隠れて徐々に存在感が薄れている。これから需要があるメジャーCMSが無料化し、あまり使わなくなったソフトは高額なままです。Wiki、Web2.0、バザール方式、オープンソースまさにスピード資本主義まっただ中です。早ければそちらに流れます。

100万円を超えるような高額なCMSはどうなってるのかわかりませんが、これからサイトを構築するにはブログでなくてもCMSが必要不可欠なツールです。1ページづつアップロードという訳にはいかないのです。Dreamweaverで仮にできてもクライアントがWeb上で編集するということができません。必要性ということで考えるとWordPressやその他CMSの補助機能の拡張がユーザーを引きつけるサイト作成ソフトの行方かもしれません。「WordPressテーマ作成・CSSに完全対応した新機能搭載」なんてドリームウィーバーのバージョンアップがあったら即買いしたいです。

そろそろ出版して欲しいプラグイン集

ムーバブルタイプのプラグインだけに関する書籍はたくさんあるので、そろそろWordPressもプラグインに特化した参考書が出るのではと期待しています。出せば売れるのにまとめられないというのが現状でしょうか。MT以上にプラグインが充実しているようです。MovableTypeも必ずといっていいほどプラグインを使います。CMSとしてブログをサイト調にしていくにはプラグインは欠かせません。膨大な数からさらにわかりずらい英語の解説では時間がかかり過ぎてしまうので、そろそろ出て欲しいプラグイン集が出たらどんどん試していこうかと思います。またMTでは実現し得ないようなプラグインがいっぱいありそうな期待感があります。