パーマリンク構造のMT帳尻併せ

MovableTypeなら実際にファイルがあるので理解できますが、WordPressはパーマリンク設定で一瞬にURLが全部変更になる訳です。MT→WP、WP→MTの引っ越しが仮にある場合のことを考えて2つのパーマリンクのつじつまを念のため併せておくと何かと安心です。

私はMTでは通常エントリーアーカイブを下記にします。カテゴリが変わってもURLが変わらないので気に入ってます。

/archives/%Y%m%d%h%n%s.php

WordPressでは%Y(2桁の西暦)が使えないので、帳尻併せで%yにするとします。MTだと通常拡張子を.htmlや.phpでつけなくてはいけません。しかしWPは「/archives/20080213175022」で拡張子がありません。WPをMTにあわせるとなると下記のように.phpを最後に付けてみます。問題なく表示されますが、〜5022と拡張子なしは 404 – Not Foundになりました。

/archives/%year%%monthnum%%day%%hour%%minute%%second%.php

MTを/index.php(%i)にしてWPに併せるとします。この場合検索エンジンは〜5022と〜5022/(スラッシュ付き)をどのように捉えてるのかが気になるところです。Google,Yahooの検索結果URLは/index.phpのページもスラッシュなしで表示されています。SEOもSMOが主体になってくるなど確かに重要なSEOも意識しすぎるよりもコンテンツを充実させてロングテールをねらっていった方が有利でもあり、MTからWPの引っ越しもいらぬ心配であったかもしれません。

まとめるとMT併せだと
WP
/archives/%year%%monthnum%%day%%hour%%minute%%second%.php
MT
/archives/%y%m%d%h%n%s.php

WP併せだと
WP
/archives/%year%%monthnum%%day%%hour%%minute%%second%
MT
/archives/%y%m%d%h%n%s/%i

パーマリンク構造のカスタマイズ

MovableTypeではアーカイブマッピングであり出力フォーマットのところに該当します。WordPressでは下記の10種類で現在は全てのようです。MTのほうが種類は豊富ですね。

  1. %year% – 4桁の西暦
  2. %monthnum% – 0でパディングした2桁の月
  3. %day% – 0でパディングした2桁の日
  4. %hour% – 0でパディングした2桁の時
  5. %minute% – 0でパディングした2桁の分
  6. %second% – 0でパディングした2桁の秒
  7. %postname% – 投稿スラッグ(MTのベースネーム)
  8. %post_id% – エントリーID
  9. %category% – カテゴリースラッグ
  10. %author% – 投稿者

WordPress パーマリンク構造のカスタマイズ(英語)

MovableType アーカイブマッピングで利用するアーカイブファイル名の定義