Yahoo!検索結果にtitleタグじゃなくてh4見出しが!

日本のYSTは、Bingとどうなっていくのか、まだよくわかりませんがビックリする機能というか、Yahoo!らしからぬというか、サープ検索結果のtitleタグにあたる部分、要は検索結果からリンクしている超重要なクリックされる部分(文言)が、検索キーワードによって、titleタグではなく本文中の見出をピックアップして表示していたことです。

検索結果のリンク表示はtitleタグが大原則みたいな感じがありましたが、YSTはやっぱり内部要因重視している感が出てますね。URLも同じなのに、検索ワードでSERP(サープ検索結果のページ)のタイトルが違っているのは、ちょっと最初は驚きでした。バグ?かどうかわかりませんが、YSTも何かユーザーの利便性を重視して高度になってきた模様です。

逆に考えると、見出しのテキストが非常に重要ということ。勝手にキーワードによって検索結果にピックアップされてしまう訳ですから。見出タグ、h1, h2, h3, h4…当方が確認できたのは、検索ワードがバッチリ入った、h4の見出しの文言が検索結果のリンクになって表示されていました。

これが当たり前になえれば、titleタグが最重要なのはわかりますが、見出しタグもかなり重要というか、意識するというか、インテンションを満たすというか、見出しタグも検索結果に表示されてもいい文字数にするとか、そういうことになってくるかと思いますね。

YSTのSEO

こと日本においてはSEOといったらYahoo!とGoogleです。WordPressのテーマを見ていて気が付くことは昔のブログのマークアップではなくなっているということです。ちょっと前まではアンカーテキストが非常に重要でした。ブログといったらh1がタイトルでアンカーで全ページ最上段みたいな感じです。

WordPressのテーマを見ていくとタイトルは普通のaタグだけが多いです。代わりにエントリー個別のh1が個別タイトルとしてしっかりしています。要するに個々のエントリーを大事にしてどうにかキーワードのロングテールをしていこうというのが見受けられます。確かに全ページの大見出しが日経新聞!では読みずらくトップにちょこっとあれば十分です。また、同じh1ばかりでは検索エンジンもエントリーアーカイブを重視できずインデックスしなくなってしまうでしょう。

エントリーアーカイブをインデックスしてもらえれば、それがディープリンクを呼び起こす訳ですね。トップページへのリンクだらけではなく、個別ページにリンクが多いというのがこれからSEOにとって重要でしょう。また、エントリーページの方が内容が深いというかリンクのされ方がまちまちな単語や状況が多くなり、同じワードでトップページばかりにリンクされているサイトより評価は高くなっていくと思われます。

Googleはどうにもエイジングやバックリンクが重要なので時間がかかりますが、現在のYSTはどうでしょう。新しく始めたサイトがもののみごとに上位に表示されています。YSTは内部重視なんていいますが、まさに実感しています。オススメとしてはmeta descriptionが非常に重要です。後は内部マークアップの構造です。ブログは評価が低いなどありますが、YSTにおいては低いといえるでしょう。マークアップの構造でサイトを読みとっている感がありますので、テーマをカスタマイズしてブログではなくそのキーワード特有のマークアップにしていくとよい気がします。また前述のようにサイト全体同じh1もやめた方が良さそうです。

GoogleはURL登録直後は新しいので上位に表示するなんて情報が流れてるときもありましたが、あったとしても一瞬でしょう。グーグルはもはや有名サイトの紹介みたいになってしまうのでしょうか。YSTで新サイトのSEOがすこぶる順調なのはURL登録が新しいからかもしれませんが、 マークアップの構築の具合を頼りにしている感がありますね。